新潟県の南魚沼市の八海山ロープウエイと山菜採りに行ったので紹介します。
今年は春の訪れが遅くて上越の山々は残雪が多く残されていました。
トップ画面は残雪が多く残る「八海山」を観光バス車内から撮影したものです。
八海山はお酒好きの方にはどなたもご存知と言うか、お酒からその名を知った方
もいるのではないかと思うのですが。
八海山という山はなく、薬師岳と八ツ峰といわれ地蔵岳、不動岳、七曜岳、白河岳、
釈迦岳、 摩利支天岳、剣ヶ峰、大日岳 の峰々、最高峰の入道岳(1778m)から
成り立っています。
ロープウエイを降りるとそこは4合目、まだ
残雪が豊富にあります
小さな遥拝所の小屋の先にいくつ
もの峰が続いています。
遠くには浅草岳(1586m)や太郎助山や守門岳などの山々が見渡せます
ロープウエイから見える魚沼市が見渡せます
八海山ロープウエイからも八海山がよく見えます
翌日は山菜採りで里山に入ります。
山菜は田んぼの畦道、土手に生えていますが、今年は遅くまで寒くて生育が悪く
あまり収穫ができませんでした
こんなところに自生しています
コゴミ ワラビと同じシダの仲間、全国の ワラビ シダ植物の多年草。新芽は握り
山林に分布し渓流ぞいによく見 こぶし状で一本づつ伸び5月から
かけ、春先に根本をくるりと巻 6月が旬。日当たりと水はけの良い
いた葉を4~5個位まとまって 草原や土手などに群生します。
出てくる。
山ブキはたくさんありましたがまだ細い。 うど 丘陵や山地の日当たりのよい林道
葉を切り落として茎を煮て食べます 沿いや沢の斜面や林緑、土手など、
土のくずれたような場所に顔を覗か
せます。煮て酢味噌で食べました。
山菜は収穫が少なくてがっかりでしたが、宿では温泉に入り、目の前で山菜を天ぷらに
してくれ 揚げたてを食べたのは美味しい。
それにもまして雨上がりにもかかわらず越後の山々が眺望できたのは何よりでした。
折をみて八海山の踏破は無理でも、そのうちの一山でも登りたいものです。
山と渓谷の会 菊地 記