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テレビ朝日社友会 山と渓谷の会

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8月下旬になっても暑さが一向に収まりそうもない今年。日曜日の22日高尾山に行く。

この所、高尾山を訪れる登山者はうなぎのぼり。それを覚悟で出かけた。だが、案に相違して
人混みはそれほどでもない。
やはり暑さのせいかな。

今回は登山というよりのんびりと自然をゆっくり探索しながら歩くのが目的である。
コースは6号路を基点として4号路、3号路を歩く予定だ。

6号路を歩き始めると早くも玉の汗。足取りも重いのでゆっくり歩く。やがて「びわ滝」に到着。これ
から滝行(水行)をおこなおうとしている5名ほどの女性が、白装束に身をかためて準備している。
滝の水量はこの所たいした雨が 降っていないせいかそれほどでもない。しかし水温は低そう。


滝行の準備 びわ滝
滝行の準備                            琵琶滝


ここからコースを右手にとって山の斜面を歩く。結構、急斜面で体温が上がり頭がくらくらする。
1号路まじかになったところに柊(ヒイラギ)の木が生い茂っている。

看板にはヒイラギは年をとって角が丸くなると書いてある。
葉は硬くてぎざぎざと先がとがっていて触ると 痛い。

早速探してみると、とげのない葉があるではないか。初めて知りましたが皆さんはご存知だったでしょうか。

帰宅して広辞苑で調べてみると
ヒイラギ(柊・疼木)
モクセイ科モクセイ属の常緑高木。高さ3m。葉は皮光沢があり、緑には先が鋭いとげとなった顕著な切れ込みがある。
和名の由来は、とげに触るとひりひりと痛む、ずきずきとする。古語の疼く(ひびら)く・疼(ひいら)ぐ)からきているそうです。

開花は11月ごろで白い花を咲かし、 翌年の6月に黒く果実が熟す。季語としては、「柊の花」 は冬。
昔からその鋭いとげから邪気を払うとといわれ、2月の節分にも戸口に立てて悪鬼を追い払うとかに使われています。
また家の庭や塀として植えて泥棒よけにも使用しました。

クリスマスで使われているのはHolly tree(西洋ひいらぎ)でこれは赤い花を咲かします。

何はともあれ写真をご覧下さい。

ひいらぎ    ヒイラギの葉1 
       ヒイラギ                          葉にギザギザのトゲがない       



ひいらぎのは
   先端部分の葉にはヒイラギ特有のとげがない  これで邪気を払えるのかな



1号路を抜けすぐに4号路に入る予定が、なんと土砂崩れ修復中で通行止め。やむなく1号路脇の
山道を登ると、 やがて 広場にでた。そこには「林野庁殉職者慰霊碑」がある。

高尾山には何度も来ているのだが初めて訪れた。 

建碑の辞   
建碑の辞  写真をクリックすると読めます

全国の森林の保全を行ってきた林業従事者のお陰で美しい自然が保たれている。感謝。
                                            
 
        慰霊碑
     林野庁殉職者慰霊碑


頂上に着いたのは11時45分。昼食は「大見晴亭」で生ビール。渇いた喉にはたまらない。そばを食べ、12月忘年登山の昼食の予約をして下山した。

 (幹事 菊地)
2010.08.23 / Top↑
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